3.CWサイレンサーの効果測定とデモ
以下に、テスト結果の音声ファイル、およびCW Decoderを組み合わせた場合の比較ビデオを掲載しました。
★ 短いデモビデオは、これです。
1. CWサイレンサーの効果テスト (音声の比較)
実際の交信では毎回条件が変わりますので、PCを音源としてテストをします。PCから、ホワイトノイズとCW音声をミックスして、CWサイレンサーに入力しました。
使用した音源
ホワイトノイズの音源は、オシレータ (https://tomari.org/main/java/audioapi/audio_osc2.html)CW音源は、CW練習帳(https://ditdah.undo.jp/morse-trainer/)
約20秒のホワイトノイズ(黄色の入力)からスタートします。
20秒後にCWサイレンサーの電源を入れ、約20秒間フィルターOffの音声(A)。次に、20秒のフィルターOnの音声(B)。
その後、 10秒 フィルターOff。10秒 CWサイレンサーOff (ホワイトノイズ) と続きます。
CWサイレンサーは、フィルターOffでも1kHzをカットするLPFが入っていますので、音声(A)でもホワイトノイズのレベルはやや下がります。
フィルタをOnにすると、ほぼホワイトノイズは消え、かすかなガヤガヤ音だけになります。(音声(B))
テスト音声2 (CW信号とノイズ)
CW信号とホワイトノイズをミックスした音声でのテストです。
今回は、初めからCWサイレンサーの電源は入っていて、フィルタOffの状態から始めます。 途中で、フィルタをOnにすると、ノイズが消えてCW信号が浮き上がってきます。その後、再びフィルタをOffにして終わります。
CW信号は、立ち上がりがやや鈍くなっています。
2. CW Decoderに接続した場合の効果について (比較デモ)
テスト用のPC音源の信号(上と同じ)を、左側のCW
Decoderは、CWサイレンサー無し。右側のCW
Decoderは、CWサイレンサー経由で入力して、CWサイレンサーの効果を比較します。
最初は、CW信号のみで開始します。
右側のCW Decoderは、CWサイレンサー経由です。(CWサイレンサーの電源はOnで、フィルターOff (LEDは赤青点滅)になっています。左右のCW Decoderのレベルが同じであることを確認します。)
その後、大きなノイズのミックスを開始します。左側のCW Decoderは、大きくデコード率が下がりましたが、右側のCW Decoder(CWサイレンサー経由フィルタOff)は、CWサイレンサーのLPFが強力なので、デコード率はあまり下がりません。
次に、CWサイレンサーのサイレントSWで、フィルターをOnにすると、ノイズが消えてCW信号が浮かび上がってきます。
左右のCW Decoderを入れ替えて、再実験します。
最初は、CW信号のみで開始します。
右側のCW Decoderは、CWサイレンサー経由です。(CWサイレンサーの電源はOnで、フィルターOff (LEDは赤青点滅)になっています。左右のCW Decoderのレベルが同じであることを確認します。
その後、大きなノイズのミックスを開始します。左側のCW Decoderは、大きくデコード率が下がりましたが、右側のCW Decoder(CWサイレンサー経由フィルタOff)は、CWサイレンサーのLPFが強力なので、デコード率はあまり下がりません。
** 追加 **
これでは、CWサイレンサーのフィルタ効果が良く分かりませんので、PC音源のCW信号のレベルを約半分に下げます。
すると、右側のCW Decoderでも、大きくデコード率が下がりました。
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次に、CWサイレンサーのサイレントSWで、フィルターをOnにすると、ノイズが消えてCW信号が浮かび上がってきます。
また更に、CW Decoderのデコード率は、大きく改善する事が分かります。
(比較デモに関する注意)
上の実験では、PCを音源とした純粋なホワイトノイズを使用しています。
一方、実際の無線機の音声に含まれるノイズは、無線機内のフィルタ (LPF,
BPF)を通った後の音声になります。そのため、CW
Decoder単体でのデコード率は、上の実験ほど極端な悪化はしませんので、念のため補足させていただきます。